インプラント

骨がうすくて、インプラントはできないと言われました。私にはインプラントはできないのでしょうか?

「骨がうすくてインプラントはできない、と言われました。私にはインプラントはできないのでしょうか?」こういう患者さんが多くいらっしゃいます。

話を聞いてみると、上あごの奥歯に歯を入れて咬めるようになりたい!という場合が多いですね。

上あごの奥歯は、歯がない期間が長く続くと、副鼻腔(上顎洞)と言う空洞が徐々に広がってくるのです。その結果として残っている骨の厚み(高さ)が減り、1㎜くらいのうすい骨しか残ってないという事になってしまうのです。

インプラント治療は、骨が十分にあれば、そんなに難しい治療ではありません。むしろ、埋まっている親知らずの抜歯や歯の根の治療の方がはるかに難しいです。

ただ1㎜くらいの高さしかないと、難症例と呼ばれるインプラント治療に分類され、歯科医師が誰でも出来るものではありません。

1mm以下ともなると紙のような厚さです。

こういう時は上顎洞挙上術という方法をおこない、人工骨を使用して骨を造ってインプラントすれば良いのです。(もちろん簡単な手術ではないです!)

他院で骨がないからインプラントが出来ないと言われた患者さんは、ぜひご相談ください。